スタジオにて「アコギの音を出す方法」を紹介します。
(スタジオによって機材などが異なるため、分からない場合には店員さんを呼び、セッティングしてもらいましょう!)
準備しておくもの
- アコギ(エレアコ推奨)
- ピック(数枚あると安心)
- シールド(3m以上)
- ストラップ(立って弾くために必須)
- チューナー(ペダル型推奨)
- カポ(必要な場合)
スタジオではレンタル出来るものもありますが、ライブ本番ではレンタルを行っていませんので、全て揃えておきましょう。
エレアコについて
アコギをライブで演奏するには、音をマイクで拾うか、エレアコ(アンプに繋げられるアコギ)を使うかの2つの方法があります。
ライブハウスなど生ドラムが入る場合には音がかき消されてしまうためエレアコが必須になります。お持ちでない方は購入しておきましょう。
(アコギイベントではどちらでもOK)
エレアコの音の出し方
エレアコはアンプではなく「PAミキサー」と繋ぐ方法をとります。
「PAミキサー」はスタジオに常設されているもので、マイクを繋ぐ機器です。1つのマイク・1つのエレアコごとに縦のラインを使用し、それぞれの音の調節ができます。
画像では左から3つ目のラインを囲っていますが、実際にはマイクが差さっていないラインであればどちらでもOKです。
※スタジオ毎に置いてあるミキサーが異なるため、表記や位置も異なる場合があります。
セッティング方法(ミキサー側)
- シールドを差す
シールドの片方をエレアコに接続し、もう片方をミキサーに接続します。
画像のミキサーでは、マイク端子の中心に穴が空いており、シールドも差せるタイプとなっていますが、
場合によっては、マイクを差す所とは別の場所に端子があることもあります。(2つある場合には”モノラル”へ) - GAINを12時へ
- ボリューム
(事前にエレアコ側のボリュームをMAXにしておく)
こちらを上げると音が鳴ります。急に上げると壊れる可能性があるため、必ずギターを弾きながら徐々に上げて下さい。
また、上げすぎるとハウってしまうため、気持ち小さめに設定しておき、演奏しながら音量調整を行いましょう。
本来は、全体の音量であるマスターボリューム(画像赤色のフェーダー)も上げておく必要があります。(すでにマイク調整で上げているかと思うので、割愛しています)
セッティング方法(アコギ側)
エレアコでは「プリアンプ内蔵型」という、エレアコ自体でも音を作れるエレアコがあります。(上記のようなつまみが付いている)
設定は以下を参照してみてください。(TONEやEQはエレアコによって異なりますが、どちらも12時🕛にしておけばOK)
- VOLUME▶︎MAX(こちらを上げておかないと音が出ません!)
- TONE▶︎12時🕛
- EQ▶︎TREBLE(HIGH)・MIDDLE・BASS(LOW)などのつまみが付いている場合は、全て12時にセッティングしておきましょう。