スタジオでの「ボーカルマイクのセッティング方法」を紹介します。
(スタジオにて機材などが異なるため、分からない場合には店員さんを呼んで、代わりにセッティングしてもらいましょう!)
準備しておくもの
- なし
マイクは無料でレンタルできるため、ボーカルは基本手ぶらで大丈夫です。
他のメンバーがコーラスをする場合には、予約の際に「マイクを何本レンタルしたい」と伝えます。(マイクセッティングもボーカルが行いましょう)
マイクのセッティング
マイクのセッティングは、この「ミキサー」にて行います。
ミキサーには沢山のつまみがついていますが、以下2点を押さえておけばOKです。
- 画像左の赤の縦ライン
マイク1本ごとに1ライン、各マイクの調整ができます。 - 画像右下の赤いつまみ
マスターボリューム。全体の音量を調節できます。
⚠️ミキサーの種類はスタジオによって異なるため、場所・表記・色などが異なる場合があります。どうしても分からなければ店員さんを呼びましょう🛎️
セッティングの流れ
- マイクのシールドを、片方はマイクに、もう片方は①の差し口に繋げる
(調整は差した縦のラインにて行います) - マスターボリュームを-0-まで上げる
(「L・R」のように2つ付いている場合は全て上げる) - GAINを12時🕛まで上げる
- マイクに声を入れながらボリュームを徐々に上げていく
(音量を上げすぎるとハウってしまうため、控えめにしておき、演奏中に微調整しましょう) - 終了時には、ボリューム系つまみを全て切ってからマイクを抜く
上記画像も参考に行なってみて下さい。
マイクが複数ある場合には隣りの縦ラインを使って同様に調節しましょう。
以下動画でも解説しています。(動画内ではシールドの差し口、マスターの位置が異なっています)
【音が出ない場合は】
突然音が繋がると、爆音が鳴り壊れる恐れがあるので、音が出ない場合には一度ボリュームを切って下さい。
- マイクシールドはしっかり差さっているか
- ミキサーの各マイクのスイッチはONになっているか
- ミキサーに「mute」と書かれたボタンがあるか(あるならONになっていないか)
- マイク側にON/OFFスイッチはあるか(あるならONになっているか)
- ボリューム類は全て上がっているか
- マイクが差さっているのと違うチャンネルのボリュームを上げてないか
以上で改善しなければ店員さんを呼びましょう!
ボーカルが覚えておくこと!
- マイクを叩かない
マイクチェックは手で叩かず声で確認!壊れます! - マイクを手で覆わない
マイクの網の部分(グリル)を手で覆うとハウリングするため触れない - マイクをスピーカーに向けない
マイクの先をスピーカーに向けると「キーン!」とハウってしまいます。マイクの向きや立ち位置に注意。 - マイクを椅子や床に置かない
マイクスタンドを使いましょう - マイクに口を近づける
スタジオではボーカルの声が聞こえづらいため、マイクと口の距離をグッと近づけて歌いましょう。 - スピーカー・機材に足を乗せない
昔はそういったスタイルをよく目にしましたが、今は完全にNG!壊れたら弁償になります。 - マイクのセッティングはボーカルがやる
他のメンバーもマイクを使う場合、メンバーは楽器のセッティングがあるため、ボーカルが行いましょう。