【エレキ・アコギ・ベースを作る(それぞれ種類別に)】
【準備】
弦交換をする前に必要なものと、あったら便利なアイテムを紹介します。
・弦(必須)
まずはギターの弦を用意しましょう。
弦は1弦〜6弦がセットになっているものがお得ですが、「1弦だけ切れた」という場合にはバラでも購入可能です。
基本的には、突然切れてしまった時のために予備を持っておくと安心です。
弦の太さ(ゲージ)
太さ ゲージ(1弦~6弦) |
細い 008~038 |
太い 012~052 |
特徴 | 弾きやすい 音が軽い |
弾きにくい 音が厚い |
【おすすめゲージ】
- エクストラライト(008~038)
糸のように細く、Fコードもこれなら簡単!一方で物足りなさも有り。 - スーパーライト(009~042)
とても弾きやすい。練習していて指先が痛くなる人におすすめ。 - ライト(010~046)
耐久性や音質にもこだわりたいなら!
ギターの弦を選ぶポイントが「太さ(ゲージ)」です。表のように各種メリット・デメリットがあります。
基本的には細めのゲージを選ぶのがおすすめ。弦が細いので指への負担も少なく、たくさん練習することができます。
ある程度弾けるようになってきたら、好きな音楽に合わせて使い分けてみるのがおすすめです。(ハードロックなら弦を太くするなど)
おすすめ弦メーカー
メーカー | Elixir(エリクサー) | Ernieball(アーニーボール) |
耐久性 | 高い | 低い |
おすすめ | エクストラライトゲージ(008~038) スーパーライトゲージ (009~042) |
EXTRA SLINKY(008~038) SUPER SLINKY(009~042) |
セット価格 | 約2,000円 | 約800円 |
おすすめのメーカーを上記2つ紹介します。
ギターの弦の定番は「エリクサー」です。価格は高めですが、その分音が良く、さらに寿命が長いため「定期的に張り替えるのが面倒」という方にもおすすめです。
エリクサーの弦は3つのタイプがあります。
- OPTIWEB:弾きやすい
- POLYWEB:耐久性が強い
- NANOWEB:音が良い
どちらも「強いて言えば」というイメージで、どちらも弾きやすく、耐久性が強く、音も良いので好みで選びましょう。今回は、練習する上で弾きやすさが重要として「OPTIWEB」をおすすめします。
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続いて「アーニーボール」も人気のメーカーです。音も悪くはありませんし、価格が安くなっているためお手軽です。「ピッキングが強くて、よく弦を切ってしまう」という方は、安価なアーニーボールがおすすめできます。
注意点
ギターは弦でも音が大きく変わりますが、練習時点では弾きやすさやコスパを重視して問題ありませんし、おすすめ以外の弦を選んでもOKです。
注意点としては、あまり太すぎる弦は選ばないこと。また、エレキ弦とアコギ弦が異なりますので、購入時には注意しましょう。
・便利アイテム(任意)
弦交換は今後も定期的に行うものになりますので、必須ではありませんが持っておくと便利なアイテムも紹介していきます。
ストリングワインダー
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- ペグ回し
「弦交換時にはペグ(ネジ)を何十回も回すのですが、手で行うのは大変。こちらがあると時短になり疲れません。」 - ニッパー
「弦を切ることができます。弦は細く固いため、普通のニッパーでは切りにくいため、こちらがあると便利。」 - ブリッジピン外し(アコギ)
- 付属品(クロス・ピック)
ストリングワインダーは上記のような機能が付いています。比較的安価ですし、定期的に使えるものですので、是非一つ持っておきましょう。
メンテナンスグッズ
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弦交換時には弦を取り外すため、その際に普段拭けない汚れを掃除することができます。
ギターを綺麗に保つために必要なアイテムを3つ紹介します。
- ポリッシュ
ギターの塗装面(ボディ)の艶を保つ。(ギターの塗装により使用できないものもあるため注意) - オイル
ギターの指板(ネック)の汚れ落とし。 - クロス
オイルやポリッシュを付けて拭くための布。
チューナー
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弦交換をしたらすぐにチューニングが必要です。おすすめのチューナーを2種類紹介します。
- クリップ型チューナー
ギターのヘッドに挟むだけで簡単&安価。周りの音も拾ってしまうため、ライブには不向き - ペダル型
ペダルを踏んでON/OFFできる。シールドを差すため正確・ライブ中でも使用できる。
・弦の交換時期
ギターの弦には手の汗や脂が付くため、だんだんと錆びたりコーティングが剥がれてしまいます。
弾いた後は必ず拭くなどの手入れをすれば長持ちはしますが、一般的に弦の寿命は2週間と言われています。
できるだけベストなコンディションで練習したいですし、弦が綺麗になると気分も上がるため、定期的に変えておきたいですね。
ただし、ライブやレコーディングなど「より良い音」を求めるシーンでなければ、「弾きづらくなってきたら」でも構いません。(指で引っかかると感じたり、黒く変色したり、音が硬くなったり)
【弦交換の方法】
【チューニング方法】
補足
上記動画は、一般的なストラトの解説をしています。
ギターによって異なる場合がありますので、以下を確認しておきましょう。
縦穴式のペグポスト
動画ではペグポストを「横穴式」で紹介していますが、中には縦穴式のペグポストもあります。手順は上記の通りです。
(ペグポスト丁度で弦を切ると足りなくなってしまうので、必ずペグポスト2つ分以上長い状態でカットしてください!)
レスポール
レスポールでは2つの違いがあります。
- ペグ側は二手に分かれており、内側から外側に巻きつけていきます。(ペグを回す方向にも注意)
- また、弦は裏から通すのではなく、ブリッジの下の器具(テールピース)に通しています。