「早くギターで1曲弾けるようになりたい!」
ギターを初めてしばらく経ち、コード練習にも飽きてきた頃・・・。
いざ好きな曲に挑戦!と思ってみても、すぐに壁にぶち当たってしまいます。
- 難しくて全然弾けない!
- Fコードが押さえられない!
- 楽譜がサッパリ読めない!!
「曲を弾く」という難しさを知り、なんだか挫折しそうになってしまったことが私にもありました。
しかし、実はギターデビューをして間もない人でも弾けるような簡単な曲はたくさんあります。
というわけで今回は、ギター初心者がまず一番に弾いて欲しい簡単曲を調べ尽くし、有名曲の中から「30曲」をかき集めてまとめてみました。
紹介する曲は「Bコード」などの難しいコードが出てこない曲に厳選。Fコードさえも出てこない曲も合わせてレベル別に紹介していきます。
またその他にも、コードの簡単な押さえ方や、右手の弾くリズムパターンまで解説。最後には「簡単な曲を選ぶ秘訣」まで紹介します。
ギターが上手くなる方法はたくさんありますが、一番は「好きな曲で練習すること」。
やっぱりコード練習や基礎練習だけじゃ地味だし、どうせなら知っている曲を弾いて楽しみながら、さらにそれが練習にもなれば一石二鳥ですよね。
是非こちらの中からあなたの好きな曲・知っている曲を見つけて、弾ける曲をたくさん増やしていって下さいね!
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目次
【おさらい】曲を弾く前に必須な4つのこと
ギター初心者でも弾ける曲を紹介する前に、
- コードの押さえ方
- 右手の弾き方
- 楽譜の見方
- 必要なアイテム
についておさらいしていきます。
それぞれポイントを押さえて分かりやすく解説しています。
また、こちらを事前におさらいしておくことで曲の練習もスムーズになりますので、曲に行く前にしっかりとチェックしておきましょう。
練習方法についてはこちらの記事もご参考にしてください。
1、おさらいしたいコード
ここで紹介する曲では主に上記のコードが出てきます。「ローコード」と呼ばれる簡単コードですね。
コード表の見方としては、
- 横線:上から1弦・2弦、一番下が6弦
- 縦線:左から1フレット・2フレット・3フレット・4フレット
- 押さえやすい指が記載されています(人→人差し指・薬→薬指・中→中指・小→小指)
- ○→そのまま弾く・✕→ミュート(親指で触れておいて音が出ないようにする)
例えばCコードの場合には、人差し指で2弦1フレット・中指で4弦2フレット・薬指で5弦3フレットを押さえ、6弦は✕になっているので親指を突き出して6弦に触れ、音が出ないようにしておきます。
これらを参考にまずは、上記8つのコードを全部弾けるように練習しておきましょう!
Fコードは簡易化しちゃおう!
ギターを初めて第一の難関になる「Fコード」ですが、難しい場合には「FM7(エフメジャーセブン)」というコードを使うことをオススメします。
この「FM7」はCコードに似た押さえ方で簡単ですし、比較的「Fっぽい音」を出すことができます。
Fコード自体は多くの曲に出てくるので、いずれはマスターしたいものではあるのですが、Fコードをしっかり押さえられるまでにはどうしても期間が必要です。
Fが弾けるようになってから曲の練習に入るのもいいですが、飽きてしまい挫折するのが一番もったいないので、とりあえずFは簡略化してしまい、とにかくまずは1曲弾くことを優先。
それと同時進行でFコードは練習していくようにすると、飽きずに楽しく練習できると思います。
2、ストロークパターンを覚えておこう!
右手での弾き方のリズムを「ストローク」と言い、曲を弾く時にはそれに合わせたストロークで弾いていきます。
ストロークは曲によって異なりますが、定番のストロークが2つあります。
この2つが出来るようになれば様々な曲が弾けるようになりますし、こちら以外のストロークもちょっとした応用で弾けるようになるので、まず先に練習しておくとスムーズです。
ストローク①
- スピッツ/空も飛べるはず
- MONGOL800/小さな恋のうた
- ベン・E・キング/Stand By Me
アップテンポな曲を中心に、多くの歌謡曲やPOPSで使われている定番ストロークです。
1〜8まで数えた時に、2番と5番に空振りが入ります。(5番に付いているカッコは空振りを表しています)
初めは難しいと思うので、「いち・にい・さん・しい」と数を数えながらゆっくりと弾いていくと確実です。(または「ジャン・ジャジャン・ジャジャジャ」と音で覚えていくのもアリです)
慣れてきたら、徐々に速度を上げていきましょう。
※ダウン・アップは「Π・v」で表しています。Πは上から下方向にダウンで、vは下から上方向にアップで弾きます。楽譜によっては「↓・↑」で記載されていることもあります。
ストローク②
- あいみょん/マリーゴールド
- DISH///猫
- back number/クリスマスソング
バラードを中心に多くの楽曲に出てくるもう一つの定番ストロークです。
弾き方は以下の通りに弾くと簡単に弾けます。
- ダウンで3回、「ジャン・ジャン・ジャン」と弾く
- 「ジャカジャカジャン(↓↑↓↑↓)」と5回弾く
- 「ジャンジャカ(↓・↓↑)と3回弾く
この3つを組み合わせたものがストローク②になります。
初めはテンポを落としてゆっくり練習し、最終的には意識しなくても手を動かし続けられるように練習してみてください。
3、楽譜の見方
楽譜はネットや本屋さんで購入するのが一般的ですが、今ではネット上で無料で楽譜を見つけることが出来ます。
よく使われるのは「U-FRET(ユーフレット)」と「YouTube」の2つ。それぞれの見方や特徴を簡単に解説していきます。
U-FRET | YouTube | |
---|---|---|
方式 | テキスト | 動画 |
曲数 | 7万曲以上 | 有名曲など |
ストローク | 表記なし | 有り |
U-FRET
U-FRET – 70000曲以上のギターコード
GLNET Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
UFRETとは、7万曲以上ものギターコードが掲載されている無料サイトです。アプリも無料で使えます。(ちなみにJASRACと契約されているちゃんとしたサービスです)
歌詞に合わせてコードが記載されていますので、歌いながら弾いていくと分かりやすいと思います。
ストロークの記載は一部を除いてありません。ストロークの調べ方は以下の通り。
- 上記で紹介したストロークパターンで弾けるか試してみる
- 原曲を聞いてみて、耳で聞き取る(耳コピ)
- 弾いてみた動画を見てチェック
慣れてくれば好きな曲を調べて自由に弾けるようになります。
ギタリストを中心に、多くの音楽人が愛用しているので、是非活用しましょう。
YouTube
YouTubeにて配信されている「弾いてみた動画」の中には初心者ようにアレンジしたり、コード譜を載せて配信しているチャンネルが多くあります。
U-FRETと比べてあまりマイナーな曲は出てこないかもしれませんが、有名曲であればほとんど見つかると思います。
実際に弾いているお手本を見ることができるのでとても分かりやすいですし、YouTubeには設定から再生速度を変えることも出来ますので、初めは速度を0.75倍などにすることでゆっくりチェックできるので便利です。
※楽譜によってコードが違うのは何故??
同じ楽曲でも、U-FRETやYouTubeなどで押さえるコードを見てみると違う場合があります。
理由としては、それらのコード譜は「誰かが耳コピしたものだから」。ギターは基本アレンジして自由に弾いていいものなので、人によっては原曲よりも簡単アレンジにしたり、「こっちの方が良くない?」と変えていることがあるんですね。
決して原曲通りに弾く必要はありませんので、もしいくつか異なるコードを見つけたら、自身が弾きやすいものを選んでOKです。
4、必要アイテム
曲を練習する上で持っておきたいアイテムを2つ紹介します。
カポ
カポタスト(通称カポ)。曲によってはカポを付けることで簡単に弾けるようになる便利アイテムです。(アコギ・エレキ兼用)
使い方は、カポを指定のギターのフレットに挟むだけ。(例えば「カポ2」と書かれていたら、2フレットにカポを挟みます)
料金もお手軽ですし、今度ずっと使い続けるものになってきますので、是非用意しておきましょう。
アンプ(エレキギター)
エレキギターの場合には、アンプに繋いで練習をしましょう。エレキではそのまま生音で弾くと「チャ〜ン」という音しかなりませんが、アンプに通して弾くことで「ジャーーン!!」とカッコいい電子音が鳴るようになります。
アンプに繋いだ方が楽しい・気持ちがいいのはもちろん、細かい音まで聞き取れるようになるので実はアンプに繋いだ方がより上達します。(逆に、アンプに繋がないで練習すると変な癖がついてしまうことも…)
「家で大きな音が出せない!」という方も、ヘッドホン・イヤホンを差して使うこともできますので、エレキギターの方は是非用意してみてください。
今すぐ弾ける簡単な曲をジャンル別に分けて紹介
人気曲 | ||
---|---|---|
あいみょん/マリーゴールド | ★★☆ | カポ2 |
スピッツ/空も飛べるはず | ★★☆ | カポなし |
スピッツ/チェリー | ★★☆ | カポなし |
DISH///猫 | ★★☆ | カポ3 |
優里/ドライフラワー | ★★★ | カポなし |
川崎鷹也/魔法の絨毯 | ★☆☆ | カポ1 |
YOASOBI/夜に駆ける | ★★☆ | カポ3 |
back number/クリスマスソング | ★★☆ | カポ4 |
サザンオールスターズ/真夏の果実 | ★★☆ | カポ2 |
懐メロ | ||
長渕剛/とんぼ | ★☆☆ | カポなし,Fなし |
虎舞竜/ロード | ★☆☆ | カポなし,Fなし |
尾崎豊/卒業 | ★☆☆ | カポ2,Fなし |
石川さゆり/天城越え | ★★☆ | カポ2 |
子供向け | ||
踊るポンポコリン | ★☆☆ | カポ5,Fなし |
アンパンマンのマーチ | ★★★ | カポ1,Fなし |
ドラえもんのうた | ★★★ | カポなし |
バンド曲 | ||
RADWIMPS/いいんですか | ★★★ | カポ4 |
ASIAN KUNG-FU GENERATION/ソラニン | ★☆☆ | カポ4,Fなし |
Whiteberry/夏祭り | ★★★ | カポ1,Fなし |
SEKAI NO OWARI/Dragon Night | ★☆☆ | カポ3,Fなし |
MONGOL800/小さな恋のうた | ★☆☆ | カポ1,Fなし |
洋楽 | ||
ベン・E・キング/Stand By Me | ★☆☆ | カポ2,Fなし |
The Beatles/Let It Be | ★★☆ | カポなし |
テイラー・スウィフト/we are never ever getting back together | ★☆☆ | カポなし |
バンド曲(エレキ推奨) | ||
ASIAN KUNG-FU GENERATION/リライト | ★★★ | カポなし |
DOAS/曇天 | ★★★ | カポなし |
ONE OK ROCK/Deeper Deeper | ★★★ | カポなし |
イントロフレーズ集 | ||
Deep Purple/Smoke on the Water | ★☆☆ | カポなし |
hide/ROCKETDIVE | ★☆☆ | カポなし |
Nirvana/Smells Like Teen Spirit | ★★★ | カポなし |
難易度
- ★☆☆:簡単コードでほぼ繰り返し
- ★★☆:簡単コード
- ★★★:出てくるコードが多い・頻繁に変わる
カポ
カポの記載があるものは、カポを挟んで演奏します。「カポ2」と記載されていたら「カポを2フレット」に挟みましょう。
カポがない場合、カポなしでもそのまま弾けなくはありませんが、キーが変わるので曲によっては少し違和感を感じることがあります。
それでは初心者でも弾ける簡単曲を30曲紹介していきます。
U-FRETでのコード表と、YouTubeにて分かりやすく解説している動画を合わせて載せていますので、参考にしながら練習していきましょう。
また、ここで紹介するものは、Bコードなど難しいコードを省いた簡単曲を厳選。また、難しい曲も簡単アレンジで初心者でも弾けるように紹介しています。
ジャンル別に分けていますので、好きな曲を見つけて挑戦するもよし、「まずは簡単な曲で1曲弾けるようになりたい!」という方は難易度が★1の中から選んでみてくださいね!
人気曲
ギターで初めて弾く曲として定番のものや、「この曲が弾きたい!」と多くの声が上がっている人気曲をまとめています。
好きな曲から練習したい方はこちらから探してみましょう!
あいみょん/マリーゴールド
★★☆ | カポ2 | ストローク② |
U-FRETへ |
基本的なコードで弾くことが出来る曲です。Fコードは難しければ簡易バージョンでOK。
BPMが106という速度で、初めて弾く場合にはかなり速いと思いますので、まずは思いっきりゆっくりにして弾きましょう。
また、右手のストロークは何度も繰り返し練習して、頭と体に染みつけていきましょう。最終的には何も考えなくても早いリズムで弾けるようになります。
スピッツ/空も飛べるはず
★★☆ | カポなし | ストローク② |
U-FRETへ |
ギター初心者の多くがこの曲から初めているコード練習曲の定番です。
基本的なコードがたくさん出てきますので、この曲が弾ければたくさんのコードが弾けるようになるでしょう。
Fコードは難しければ簡易バージョンに変えて、まずはゆっくり練習していきましょう。
スピッツ/チェリー
★★☆ | カポなし | ストローク② |
U-FRETへ |
スピッツの中でもう1曲有名なチェリー。Fコードが多く出てきますが、難しい場合にはFM7にアレンジして弾きましょう。
コードチェンジは多いですが、まずはゆっくりテンポで練習してみてください。
DISH///猫
★★☆ | カポ3 | ストローク② |
U-FRETへ |
DISH//の有名曲「猫」。こちらはカポ3にすることで簡単コードで弾くことが出来ます。
Fコードが多く出てきますが、FM7にすることで簡単アレンジできます。
優里/ドライフラワー
★★★ | カポなし | ストロークその他 |
U-FRETへ |
人気曲「ドライフラワー」。こちらも多くの人気を集めている曲なので紹介します。
イントロ・Aメロ・サビに関してはローコードで簡単ですが、コードチェンジは頻繁に出てきます。
また、Bメロに関しては「Bコード」が出てくるため、難易度がグンと上がります。
まずはイントロ・サビだけでも弾いてみたい方や、「Bコードがあっても構わない!ドライフラワーをどうしても弾きたい!」という方は是非挑戦してみてください。
川崎鷹也/魔法の絨毯
★☆☆ | カポ1 | ストロークその他 |
U-FRETへ |
基本的にローコードで弾けてしまう曲です。間奏部分に「Bm・Cm」などのコードが出てきますが、飛ばしてしまってもOK。弾き語りアレンジしてしまいましょう。
ストロークは以下の通り。
「↓・・・↓・↓↑」
バラード曲なのでゆったりと弾けるので初めての方にもオススメです。
YOASOBI/夜に駆ける
★★☆ | カポ3 | ストローク① |
U-FRETへ |
YOASOBIの人気曲。こちらの原曲は難易度が高いのですが、弾き語りバージョンにアレンジされたYouTube動画の弾き方ではとても簡単に弾くことができます。コードもほとんど繰り返しですね。
「簡易バージョンでいいから夜に駆けるを弾いてみたい!」という方は挑戦してみてください。
back number/クリスマスソング
★★☆ | カポ4 | ストローク② |
U-FRETへ |
テンポもゆっくり目で、簡単コードで弾けるオススメ曲です。
Fはたくさん出てきますが、難しい場合は簡易コードで代用しましょう。
サザンオールスターズ/真夏の果実
★★☆ | カポ2 | ストローク① |
U-FRETへ |
サザンオールスターズのバラード曲です。しっとりアコギで弾き語りをするのにはもってこいの曲ですね。
動画だとどれも指弾きのアルペジオバージョンばかりなので、挑戦しても良しですが、少し難易度高めですのでまずはコード弾きで弾いていきましょう。
ストロークは①のストロークで演奏できますので、U-FRETを見ながら練習してみてください。
懐メロ
昭和の名曲であり、ギター初心者にも定番な曲を紹介します。
懐メロを弾いてみたい方はもちろん、若い方でも昭和の曲を弾けると上の世代の方に受けること間違いなしです!
長渕剛/とんぼ
★☆☆ | カポなし,Fなし | ストローク① |
U-FRETへ |
ローコードだけで弾ける超初級曲。テンポもゆっくりですし出てくるコードも少ないので、基礎的なコードの練習にはもってこいの曲です。
誰もが知っている有名曲ですし、とにかく1曲形にしたい!という方は是非とんぼから練習してみましょう。
ロード/虎舞竜
★☆☆ | カポなし,Fなし | ストローク① |
U-FRETへ |
誰もが知る名曲でありながら、カポなし・Fなしという初心者にかなり優しいオススメ曲。コードもほとんど繰り返しなので覚えやすいです。
サビの最後の「なんでもない夜”の”こ”と”」の部分では「G・D・E」が連続で切り替わりますが、こちらが出来るようになるとコードチェンジのレベルも上がりますので、繰り返し練習していきましょう!
尾崎豊/卒業
★☆☆ | カポ2,Fなし | ストロークその他 |
U-FRETへ |
コードも繰り返しで、Fなしで簡単に弾ける有名曲です。
ストロークはこのようになります。
「⬇↓↓ ⬇↓↓」
一定のリズムで、全部ダウンで弾くだけなので簡単ですが、テンポは少し速めです。
また、⬇(太い矢印)は強く、↓(細い矢印)は弱く弾くと、アクセントがついて良い感じになりますので、意識しながら練習してみましょう!
石川さゆり/天城越え
★★☆ | カポ2 | ストローク① |
U-FRETへ |
紅白歌合戦で10回以上も歌われている演歌の名曲「天城越え」も、ほぼローコードだけで簡単に弾くことができます。
YouTube動画ではコード弾きのものが見つかりませんでしたので、U-FRETを参考に、ストローク①で弾いてみましょう。
また、「山が〜燃える〜」の所や、サビ最後の「天城越え〜」など、この曲には決め所が多くあります。
慣れてきたら原曲のイメージに合うようにアレンジして弾いてみてください。
アニメソング
お子様から大人まで幅広く楽しめる、認知度100%のアニメ曲を紹介します。
踊るポンポコリン
★☆☆ | カポ5,Fなし | ストローク① |
U-FRETへ |
ちびまる子ちゃんの主題歌です。上記動画だと、簡単アレンジでFなしで弾くことが出来ます。
明るく楽しい曲なので、右手のストロークがスムーズになるように練習しましょう。
※U-FRETの場合は「Fあり・カポ4」になりますので注意。
アンパンマンのマーチ
★★★ | カポ1,Fなし | ストロークその他 |
U-FRETへ |
アンパンマンのマーチは、ローコードばかりで比較的簡単なのですが、B7などのちょっと変わった押さえ方が出てきます。
また、コードチェンジが多くあるので、ちょっと難易度は高めです。
ストロークは以下の通り。
「↓↓⬇↓ ↓↓⬇↓」
全部ダウンで弾けますが、「ジャン・ジャン・ジャン・ジャン」と4回弾いた時に3回目のダウン⬇は強めに弾くとアクセントが付きますので、練習してみましょう。
ドラえもんのうた
★★★ | カポなし | ストローク① |
U-FRETへ |
ドラえもんと聞いて簡単そうなイメージがありますが、初級の中でもちょっと複雑です。
出てくるコードは簡単ですが、コードチェンジも多く、切り替わるタイミングも特殊なので、動画を参考に真似してみましょう。
また、イントロ部分はギターで弾くとかなり難しいのでコード弾きor飛ばしちゃってOK!ですが、練習フレーズには丁度良いので是非挑戦してみてください。
バンド曲
「せっかくギターを初めたのであればバンドの曲が弾いてみたい!」と思う人も多いと思います。
バンドの曲となると少し難しそうなイメージがありますが、中にはローコードを中心に簡単に弾けるオススメの曲もありますので、知っている曲があればチャレンジしてみてください!
RADWIMPS/いいんですか
★★★ | カポ4 | ストローク② |
U-FRETへ |
RADWIMPSのこちらの曲は、ローコードばかりで弾ける簡単曲となっています。(Cメロ最後に1度だけFが出てきます。)
独特のリズムの曲で、動画では原曲に近づけたストロークになっています。
難しい場合にはストローク②を使って弾いてみましょう!
ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」
★☆☆ | カポ4,Fなし | ストローク① |
U-FRETへ |
映画「ソラニン」にて宮崎あおいさんがギターボーカルに挑戦して話題になった曲です。
ミドルバラードでゆっくり弾けますし、かといってサビは疾走感があって弾いていても楽しめると思います。
出てくるコードも簡単に押さえられますし、ほとんど繰り返しなので初心者にはピッタリの曲です。
Whiteberry/夏祭り
★★★ | カポ1,Fなし | ストローク① |
U-FRETへ |
コード自体はFなしでとても簡単なのですが、コードチェンジがかなり頻繁です。
特にイントロ(間奏)部分ですね。ノータイムでコードチェンジをしていかないといけないので初めは大変かもしれません。
ただゆっくり弾けば超簡単。また、この曲が弾けるようになった頃にはローコードをマスター出来ます。
SEKAI NO OWARI/Dragon Night
★☆☆ | カポ3,Fなし | ストロークその他 |
U-FRETへ |
ローコードばかりで簡単ですし、ミドルテンポなので弾きやすく、初めて弾く1曲目に選ぶにもオススメの曲です。
ストロークは以下の通り。
「↓・↓↑ ↓・↓↑」
弾き語りもしやすいと思いますので、慣れてきたら歌いながら弾いてみましょう!
小さな恋のうた/MONGOL800
★☆☆ | カポ1,Fなし | ストロークその他 |
U-FRETへ |
上記動画では小さな恋のうたをバラードアレンジして、ローコードのみで簡単に弾けるようになっています。
ストロークは以下の通り。
「↓・↓↓↑ ↓・↓↓↑」
バラードVerでゆっくりテンポなので、弾き語りもしやすくなっています。
洋楽
洋楽と聞くとちょっと難しいイメージがありますが、実はとってもシンプルで、少しのコードの繰り返しで弾くことが出来る曲がいくつもあります。
そんな洋楽の中でも誰もが聞いたことのある曲に厳選して、簡単曲を紹介していきます。
ベン・E・キング/Stand By Me
★☆☆ | カポ2,Fなし | ストローク① |
U-FRETへ |
同名の「スタンドバイミー」という映画の主題歌になり、多くの有名アーティストがカバーしている有名曲です。
テンポもゆっくりですし、Fも出てこず、ほぼ繰り返し。初心者にはかなりオススメの1曲です。
The Beatles/Let It Be
★★☆ | カポなし | ストロークその他 |
U-FRETへ |
誰もが聞き覚えのあるビートルズのレットイットビー。テンポもゆっくりで簡単です。
メロとサビの最後のキメ部分はちょっと練習が必要。U-FRETだとコードで弾くので大変ですが、上記動画では簡単に弾けるフレーズにアレンジされているのでオススメです。
テイラースウィフト/We Are Never Ever Getting Back Together
★☆☆ | カポなし | ストロークその他 |
U-FRETへ |
テラスハウスのOP曲として有名なテイラースウィフトのあの曲。コードはずっと「C・G・D・Em」の繰り返しなのでとても簡単です。
右手に関して、原曲では「指弾きアルペジオ」という高度なテクニックを使っていますが、上記動画のように簡単アレンジで弾くと、ギターを初めて数日で弾ける簡単曲になりますので、動画を見ながら練習してみましょう。
パワーコードで弾ける曲
パワーコードを使ったバンド曲です。エレキギター推奨!アンプに繋いで音を歪ませて練習してみましょう!
パワーコードとは
パワーコードとは2本の弦を押さえるだけで弾けるお手軽コードです。赤丸は人指し指、黒丸は小指を使うと押さえやすいです。
音が少なくなるので、アコギやエレキの生音だと少し物足りないので、エレキギターでアンプに繋ぐのを推奨します。
TAB譜の見方
ギターの楽譜は「TAB譜」という上記のものが使われます。6本ある横線の一番上から1弦、2弦・・・となり、一番下が6弦になります。
また、書かれている数字は「押さえるフレット」を表しています。
上記TAB譜の左は「6弦3フレット・5弦5フレット」を押さえるということになります。
ASIAN KUNG-FU GENERATION/リライト
★★★ | U-FRETへ |
疾走感のある曲ですが、ギターはパワーコードだけで弾くことができます。(UFRETの場合は「gt1」を弾いてください)
速度は早めなので、まずはゆっくりにして練習しましょう。
DOES/曇天
★★★ | U-FRETへ |
アニメ銀魂のOPです。こちらのパワーコードは1本プラスした3本の弦でのパワーコードになります。(Fコードを押さえた時の、1・2・3弦を弾かないバージョン)
イントロ部分には「✕」の記号がありますが、こちらはカッティングを表しています。左手で弦6本に触れた状態にして弾くと、「チャッ」という弦が擦れる音がすると思います。
少し練習が入りますが、これが出来ればこの曲ではもう難しいところはありませんので、まずはゆっくりから練習していきましょう!
ONE OK ROCK/Deeper Deeper
★★★ |
人気ロックバンドONE OK ROCK。一見難しそうですが、その中でも「Deeper Deeper」をカンタン弾きできる方法を上記YouTube動画で取り上げられています。
速度は速いですが、基本的にはパワーコードだけでカンタン。また、イントロ部分は6弦1本だけで弾けるので難易度は低めです。
早くロックが弾きたい!という方は是非こちらから挑戦してみてください。
イントロフレーズ集
ギターを初めたと周りに言うと決まって「何か弾いてみて」と言われたりするようになります。
まだコードしか弾けない時期には困ってしまいますが、そんな方でも誰でも知っていて簡単に弾けるお手軽ギターフレーズを紹介します。
Deep Purple/Smoke on the Water
★☆☆ |
一度は耳にしたことがある有名ギターフレーズです。
同じフレットを2本押さえるだけなので左手はかなり簡単ですね。
右手に関してはピックを使わず、親指と人差し指を使ってはじくように弾きます。難しい場合にはピック弾きでもOKです。
hide/ROCKETDIVE
★☆☆ |
私事ですが、私が初めて弾いたのがこのフレーズでした。イントロ部分だけであれば人差し指だけで弾けるのですぐ弾けますし、指を滑らせる練習にもなるのでオススメです。
この曲は「ドロップD」というチューニングになります。レギュラーチューニングの状態で、6弦だけをEではなくDに音を下げましょう。
あとは人差し指で6・5弦の2フレットを押さえ、1フレットずつズラしていくだけ。アンプに繋いで音を歪ませて行うととても気持ちが良いです。
Nirvana/Smells Like Teen Spirit
★★★ |
アメリカの伝説ロックバンドの1フレーズです。
「✕」の部分はカッティングと言って、左手で弦に触れた状態で弾くことで「チャカチャカ」という音を出す奏法です。
ここで紹介した中では難易度が上がりますが、比較的簡単なフレーズとして有名ですので、是非チャレンジしてみてください。
【おまけ】簡単な曲を見極める秘訣
簡単曲の中から選ぶのもいいけど、ずっと練習していると「自分が好きな曲を練習したい!」と思ってきます。
しかし、ギターを始めたての頃は、そもそも「何が簡単な曲なのか」の見分けがつかないと思います。
一見難しそうに見える曲も実はカンタンだったり、定番の曲だからと手を出してみたら全然弾けなかったりしたことは私自身も何度も経験をしました。
というわけで、これからあなたが曲を選ぶ際に、どんな基準で曲を選べばいいのかをまとめてみましたので、こちらも是非チェックしてみてください。
テンポがあまり速くない曲
まず注目したいのが「曲のテンポ」です。
ギターという楽器は、同じフレーズを弾いたとしても速いテンポで弾くのと遅いテンポで弾くのでは、圧倒的にテンポが遅い方が難易度が低いです。
テンポが速いということはもちろん左手のフィンガリングも速くなりますが、それ以外にも右手の腕の振りや弦を弾く速度も速くする必要が出てくるので、慣れていないうちは力が入りすぎたりしてしまいミストーンが目立ったりしやすいです。
後々速い曲に挑戦しなければいけないときは絶対にくるので避けては通れない道ではあるのですが、一番初めにそのような曲に挑戦してしまうと「左手だけでもついていけないのに、右手も気にしなきゃいけないし…」と様々な問題が生じてきてしまうため、心が折れてしまいやすくなります。
もちろんテンポが遅いからといって一概に簡単というわけでは決してありませんが、フレーズ自体が難しかったとしても速度がゆっくりなら追いつける場面も出てくると思いますので、それがまた自信に繋がったりします。
コード弾きが主体の曲
ギターには主に”リードギター”と”バッキングギター”の2つのパターンによって曲が構成されます。
一般的にはリードギターは様々な奏法を駆使して楽曲に彩りを添え、バッキングギターはコードプレイを主体に堅実に楽曲を支えるという役割分担があります。
初めて曲に挑戦する人は、まずバッキングギターから練習していきましょう。
堅実なコードプレイは今後自分が上手くなっていっても必要なことですし、初めから多くの奏法を必要とするリードギターに挑戦することはギターの楽しさを知るためにはかえって逆効果の可能性が高いです。
まずはじめにコード弾きだけで一曲通せるように練習して、余裕がありそうならソロ部分に挑戦するなど徐々に自分のできることを増やしていくことで自信につながります。
曲によってはほとんどリードギターもなくコード弾きだけで成立成立させることができる曲もありますで、そんな曲に巡り合えたら最高です。
より簡単な曲に巡り合いたければ、コード弾きでも「パワーコード」というものを使った曲が最も簡単です。
パワーコードというのは2~3本の弦だけしか弾かなくて良いコードなので、6本全て抑えなければいけない通常のコード弾きよりももっと簡単なものになります。
3ピースバンド(できればギターボーカル)の曲
これは一見意味がわかりずらいですが、要するに「3ピースバンドとして活動しているアーティストさんの曲」ということです。
その中でも、”DOES”、”back number”、”ASIAN KUNG-FU GENERATION”のようにギターボーカルとして活動しているバンドのギターは非常に狙い目です。
なぜかというと、彼らはギターだけではなくボーカルとして歌も歌いながらギターを弾く必要があるので、その分ギターフレーズがシンプルに作られているものが多いのです。
ただ、これらのアーティストでも、ギターはシンプルだけど曲のスピードが速いものもあるので、曲の速度を落として練習したりする必要があるかもしれません。
逆に「一人で活動しているシンガーソングライターさん」の曲や、「そのバンドにギタリストがいないアーティストさん」の曲は非常に難易度が高いケースが多いです。
これらのアーティストさんは、レコーディングやライブの際にギタリストを「サポートミュージシャン」という方々に依頼をします。
このサポートミュージシャンというのは、いわゆる「楽器の腕だけでお金をもらい飯を食っているガチガチのプロミュージシャン」の方々のことです。
そんな人たちがレコーディングしているわけですから、当然次の仕事につなげるために自分の実力を遺憾なく発揮してくるわけです。
バラード曲だとしても多彩な弾き方や独特な音選び、ソロなどではあえてリズムに乗せない弾き方で哀愁を演出してみたり…
具体的には、”aiko”、”秦基博”などの一人で活動しているシンガーソングライター、”AKB48”、”嵐などジャニーズ系”のアイドル系は初めてコピーする曲としては不向きなものが多いです。
バンド初期の曲
みなさんが普段聴いているようなバンドさんも、もちろん今でも練習を重ねてどんどん上手くなっています。
ということは、デビュー当時の頃よりも今の方が練習や経験を重ねることで楽器の実力が高くなっているのです。
そのため初期に演奏していた曲よりも新しめの曲の方が難易度が高くなる傾向があります。
もちろん初めから実力で買われたバンドなども多いかと思いますが、中には初期の頃はまだ実力的にも未熟だったにも関わらず演奏技術ではないようなところで売れたバンドもたくさんいます。
したがって、割と新し目の曲よりもそのバンドのデビュー曲や初期にリリースされた曲の方が難易度が低く、初心者の方が練習する際にはいい場合が多いのです。
ボカロ/アニソン/メタルは不向き
最近ではボーカロイドやアニメソング、メタルといったジャンルも高い人気がありますが、これらの曲も初めてコピーする曲としてはあまりおすすめしません。
アニメソングに関しては、タイアップの曲などに関しては一般的なバンドの曲が使われたりすることも多いのでその辺ならやってみてもいいものはあるかもしれませんが、ボーカロイドに関しては「打ち込み」という製作方法で作られているため、実際ギターを弾かずにパソコン上などで入力することで音を出すという手法がとられています。
つまり、「人間が弾くように作られた曲ではない」ということなのです。
機械なら「6弦1Fから1弦15Fに飛ぶ」という無茶な動きがあったとしても、完璧に失敗することなく100%音が出ますが、人間がひく時にその動きはあまりにも無理があります。
打ち込み音楽のギターフレーズの場合は、ギターならではの効率的な運指や物理的な動きなどを無視して作られたものも多く、運指が変な動きをしたりということがよくあるのです。
対してバンドで実際に演奏されている曲というのは現実に人間が弾いている中で作られたギターフレーズが使われていますので、打ち込みで作られた音楽よりも考えられた運指で弾きやすいものが多いのです。
メタルの曲などに関しては、そもそもチューニングが変則的だったり、速弾きと言われる高難度のフレーズが惜しげも無く使われている可能性が高いです。
日本でいうと、BABY METALやLOUDNESS、XJAPANなどといったアーティストは、初めの段階では1小節も弾けないと思った方がいいです。
これらの曲も絶対に弾けないとは言いませんが、一曲目に練習する曲としては避けたほうがいいかもしれません。
まとめ〜簡単アレンジの秘訣〜
最後に、初心者でも曲を弾くための秘訣をおさらいしていきたいと思います。
- ローコードばかりの曲を選ぶべし!
ローコードとはC・E・Aなど、3つくらい押さえるだけで弾けるコードのこと。練習すれば誰でも必ず弾けるようになる! - Fコードは簡略化するべし!
全部の弦を押さえなくてはいけないFやBコードは難易度が高め。つまづいてしまうくらいなら簡易化して、まずは1曲弾けるようにしよう! - ゆ〜っくり弾くべし!
弾けない人の多くは「速くなりがち」。確実に弾ける速度でゆ〜っくり丁寧に練習しよう! - アレンジするべし!
音楽は料理と一緒で自由なもの。レシピ通りじゃなくても美味ければOK!あなたなりの弾き方で自由に弾いていこう! - 楽しみながら練習するべし!
練習自体を楽しいと思えないとギターは続かない。昨日と比べながら成長する楽しみを見つけていこう!
1曲、2曲と弾ける曲が増えていけば本格的にギターが楽しくなってきます。
また、FコードやBコードなど、難しいコードも「もっといろんな曲を弾けるようになりたい!」と自ら練習欲が湧いてくると思います。
ここでは、ギターを初めてすぐの方でも弾けるようになる簡単曲を紹介してきました。
是非ギターで曲を弾く楽しさ、感動を味わいながら、上達していきましょう!!