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ギターの音作りは自分づくり?ギタリスト用の音作り入門講座

ギターの音作りは自分づくり?ギタリスト用の音作り入門講座

音楽というのは様々なジャンルがあり、それぞれのジャンルで楽器の出す音に特徴があります。

ポップスが好きな人、ロックが好きな人、メタルが好きな人、それぞれ自分の理想とする音は同じギターをやっている人でも全然違うはずです。

そして続けていくうちに、

「自分はこんな感じの音楽が好きだから、あんな感じの音が出したいなー」

「今度練習する曲はこのジャンルだからこういう音で弾いたら気持ちいいだろうな」

というような考えがだんだんと芽生えてくると思います。

そのような考えが出てきたときに、「音作り」というものにだんだんと興味を持ってくるはずです。

音作りは自分の理想のギターサウンドを追い求めていく上で最も大切なものであり、100人いれば100通りの正解がある奥深いものです。

今音作りに興味を持ち始めてきた人は、自分の理想の音を作り上げていくためにどのようなことをしていけば良いのでしょうか?

そこで今回は、初めて音作りに興味を持った人が自分の理想の音を追い求めていくための情報をまとめて行ってみたいと思います。

自分の楽器の音の特性を知ろう

あなたが持っているギターはどのようなタイプのギターですか?

ギターには様々な形状があります。

  • ストラトタイプ
  • レスポールタイプ
  • テレキャスタイプ
  • ジャガータイプ
  • ディンキータイプ

それぞれの形状によって大まかに音色の特徴が分かれています。

そして自分の持っているギターがどの形状でどのような音の特徴を持っているのかを把握しておくのが音作りをしてく上では非常に大切になってきます。

そのギターがもともと持っている音色の特徴と自分の作りたい音の特徴を照らし合わせてイコライザーを調整していくのが基本となります。

それではそれぞれのギターのタイプ別に音の特徴をまとめていきます。

ストラトタイプ

  • 高音域:★★★★★
  • 中音域:★★★☆☆
  • 低音域:★★☆☆☆

所有する人が最も多いギターの形状といっても過言ではないのがこのストラトタイプですね。

オーソドックスなギターであるこのタイプは万能ギターとして幅広いジャンルの音楽に対応することができます。

音色の特徴は輪郭のあるシャープな音で、高音域が強く出るものが多く、透明感と少し金属感のあるキンキンとした印象の音がします。

音の歯切れがとても良いため、カッティング奏法を多用するファンクなどでも好んで使われています。

その分音の太さには物足りなさを感じるため、ハードロックやメタルなどの音楽ではパワー不足を感じざるを得ないでしょう。

また、ストラトタイプは一般的に「シングルコイルピックアップ」というピックアップが3つ(リア・センター・フロント)搭載されています。

シングルコイルピックアップはノイズに弱いため、強いひずみを乗せるとハウリングを起こしやすくそのようなジャンルの音楽にはあまり向いていないと言えます。

レスポールタイプ

  • 高音域:★★☆☆☆
  • 中音域:★★★★☆
  • 低音域:★★★★★

ストラトタイプに次いで所有する人が多い人気の形状がこのレスポールタイプです。

こちらも万能ギターではありますが、ストラトと比べると少し得意不得意が分かれるような印象です。

音色の特徴は太く芯があり、低音域~中音域が豊かな温かみと厚みを兼ね備えるロッカーにはたまらないサウンドです。

ギターとしての存在感が高いその音色から、厚みのあるバンドサウンドが特徴的なハードロックやパンクなどのジャンルではこのギターがこぞって使われています。

またクリーンサウンドも非常にまろやかで丸みのある優しい音なので、ジャズなどにも比較的相性のいい音です。

使われているピックアップは「ハムバッカーピックアップ」というピックアップが2つ(リア・フロント)搭載されいています。

ハムバッカーピックアップはノイズに強く、強いひずみを載せてもシングルコイルピクアップよりもハウリングなどを起こしにくいです。

その分クリーン・歪み共に図太さは残るので、音の歯切れはあまりよくはあまり良くなくそのような音が好まれるジャンルではあまり使われません。

そして音作り次第ではぼわーっと膨らんでしまった感じの音になってしまい、音の抜けなどが失われやすいので注意が必要です。

テレキャスタータイプ

  • 高音域:★★★★☆
  • 中音域:★★★★☆
  • 低音域:★★☆☆☆

元祖エレキギターであるこのタイプは、最近ではギターボーカルを務めるロキノン系のアーティストさんがよく使っていたり、形状が可愛いので女性からも人気が高いタイプです。

音色の特徴はストラトタイプよりも太さが残りながらもジャキッとした歯切れのいい音で、固く刺さるような印象を受けます。

その分キラキラした高音域と芯のある中音域がしっかりと抜けていくこのギターならではサウンドが魅力的です。

この特徴からコードを弾いた時の音の分離が非常によく、ひずみの中でもコード間の失われにくい所ため、バッキングギターとしてはテレキャスタータイプの右に出る者はいません。

使われているピックアップは「シングルコイルピックアップ」が2つ(リア・フロント)搭載されていますので、ノイズにはあまり強くありませんので、強いひずみを必要とする音楽にはあまり向いていると言えません。

また音色が歯切れのいい分、そのなどのリードプレイでサステインが欲しいような場面ではあまり音色の良さと力を発揮できません。

ジャガータイプ

  • 高音域:★★★☆☆
  • 中音域:★★★★☆
  • 低音域:★★★☆☆

所有者はあまり多いとは言えませんが、その特徴的な見た目に一目惚れする方も多いのがこのジャガータイプ。

ストラトタイプを彷彿とさせるボディー形状ながら、プレイアビリティはレスポールタイプに近い仕様になっています。

音色の特徴は非常にバランスのとれた音で、甘く太い音とジャリっとした金属的なサウンドの両方を使いこなすことから、POPSやROCKからオルタナやハードロック、ジャズまでなんでもこなす優秀な万能ギターです。

一般的には1ボリューム1トーンのものが多いようですので、仕様としては初心者の方でも扱いやすいギターであると思います。

一つだけ欠点を挙げるとするならば、ギターの仕様から「サステイン(音の伸び)」が少ないということが一般的には言われていますが、近年ではエフェクターの品質の向上から、その部分も十分カヴァーすることができあるでしょう。

ディンキータイプ

  • 高音域:★★★☆☆
  • 中音域:★★☆☆☆
  • 低音域:★★★★☆

テクニカル系ギタリストから高い人気を誇るストラトタイプに似たボディ形状のギターです。

音色の特徴はしっかりとした低音域と高い出力からくる濃厚なひずみサウンドが特徴で、そのかにもしっかりとした音のシャープさは残っています。

特にメタルやヘビーメタルなど重いサウンドの音楽を演奏するアーティストから絶大な人気があり、強く歪ませてもその出力に耐えることができます。

逆にクリーンなどではきらびやかさに欠ける面があり、どちらかというとそのような音を大事にするジャンルや曲では不向きとされています。

他にもたくさんシェイプの種類はありますが、この辺が代表的なものになると思います。

もちろんタイプが同じでも仕様の違いによって音色に多少の変化はありますが、自分の持っているギターのタイプの基本的な特徴は知っておいたほうが、仕様の変化によってどのような変化が起きているのかをを把握しやすいので目を通しておきましょう。

ボディ材の音響特性について

音作りをしていく上でもう一つ欠かすことのできない要素が、「仕様木材ごとの音響特性」です。

ギターによって使われている木材は様々で、見た目もそうですがそのギターの音色を決める上で最も影響があるのがこの木材の種類になります。

自分の持っているギターの木材をまずは調べてみてください。

それを把握した上でこの記事と照らし合わせ、自分のギターの音響特性を知りましょう。

アルダー

  • 高音域:★★★☆☆
  • 中音域:★★★★☆
  • 低音域:★★★★☆

主にストラトキャスタータイプによく使われるエレキギター&ベースでは代表的な木材です。

低音域~中音域にピークがあるような音響特性を持ち合わせており、「枯れた音」「抜けのいい音」等ような評価を受けることが多いです。

高音域は多少抑えられている印象ではありますが、音作り次第では金属的なキラキラしたサウンドを演出することもできます。

アッシュ

  • 高音域:★★★★★
  • 中音域:★★☆☆☆
  • 低音域:★★★★☆

はっきりと出た木目が印象的な木材で、こちらもストラトキャスタータイプやテレキャスタータイプのギターによく使われます。

重量が重く硬度は高いため高音域と低音域が強く出る特性を持っており、多弦ギターなどの低音を大事にしながらも高音域をはっきりと聞かせたい楽器にもよく使用されています。

アッシュといっても様々な種類があり、ホワイトアッシュ/スワンプアッシュ/ジャパニーズアッシュなどが代表的で、それぞれ多少の特性の違いはありますが大まかにはこのような感じになっています。

マホガニー

  • 高音域:★★☆☆☆
  • 中音域:★★★★☆
  • 低音域:★★★☆☆

こちらはレスポールタイプやSGなどのギターに主に使われる代表的な木材です。

中音域が豊かで粘りのある甘い音色を奏でw流上では欠かすことのできない木材です。

特性としてあまり歯切れのいい音ではないので、ハムバッカー対応のギターとの相性は良いとされています。

メイプル

  • 高音域:★★★★★
  • 中音域:★☆☆☆☆
  • 低音域:★☆☆☆☆

ボディ材の中でも、ボディのトップ材として使用されるのがほとんどなのがこの木材です。

非常に固く重量がある木材で、アタックの強いクリアな輪郭のはっきりしたサウンドが持ち味です。

レスポールなどではバック材のマホガニーと合わせて使われることで、マホガニーにはない高音域のはっきりした音を補っています。

また木目が非常に綺麗に出ているものに関しては、高級ギターに使われ高い値段で取引されています。

バスウッド

  • 高音域:★★★☆☆
  • 中音域:★★★☆☆
  • 低音域:★★★☆☆

比較的安価に仕入れることができる木材で、フェンダージャパンなどの廉価版ギターに多く採用されています。

音響特性としては良くも悪くもクセがなく、バランスよく全ての音域を補ってくれます。

ですのでギターの仕様によって音に大きく変化が出てくる木材です。

ネック材の音響特性について

次に、ネックによく使われる木材の音響特性についてまとめていきます。

メイプル

  • 高音域:★★★★★
  • 中音域:★☆☆☆☆
  • 高音域:★☆☆☆☆

ストラトタイプ・テレキャスタータイプのギターには主にメイプル材が使用されます。

ジャキッとしたアタック感の強いサウンドが特徴で、歯切れもいいためカッティングなどには非常に向いている一方、サステインがあまり出ないという弱点があります。

マホガニー

  • 高音域:★★☆☆☆
  • 中音域:★★★★☆
  • 低音域:★★★☆☆

レスポールタイプのギターには主にマホガニー材が使用されます。

柔らかく温かみのあるサウンドが特徴で、太く豊かなサステインを持つことからリードプレイに向いている一方、カッティングなどの奏法だと歯切れが悪くなりやすいです。

指板の音響特性について

次に、指板によく使われる木材に音響特性についてまとめていきます。

メイプル

  • 高音域:★★★★☆
  • 中音域:★★☆☆☆
  • 低音域:★☆☆☆☆

表面が白っぽい色のものがメイプル材の指板になります。

アタック感の強いはっきりとした輪郭の音が特徴で、音の立ち上がりが非常に早いです。

音の印象はジャキジャキとした硬めの音なので、カッティングプレイを得意とするプレイヤーには人気の高い材になります。

弾き心地も指に吸い付くような感触で、女性などにはこちらの指板の弾きごごちがオススメです。

ローズウッド

  • 高音域:★★☆☆☆
  • 中音域:★★★★☆
  • 低音域:★★★☆☆

茶色っぽい見た目のものがローズウッド材の指板になります。

メイプルと比べると音が柔らかく粘りがあり、サステインに優れているという特徴を持っています。

柔らかく温かみのあるキャラクターの音作りに向いています。

エボニー

  • 高音域:★★★★☆
  • 中音域:★★★★☆
  • 低音域:★★★★☆

真っ黒の見た目のものがエボニー材の指板になります。

和名では「黒檀」と呼ばれる木材で、硬さ粘りともに非常に優れた高級木材です。

基本的には高級ギターに使われ、メイプル以上の立ち上がりの良さを持ちながら全音域でバランスよくでますので非常に優秀です。

歪みの種類について

音作りをしていくとき、クリーンサウンドの次に作っていくのが「歪み」サウンドになります。

エフェクターを購入する際にも、順番的にまず最初に購入するのが「歪みエフェクター」のはずです。

歪みのエフェクターは各メーカーから最も多くの種類が発売されていますので、選ぶときにはかなりの量のエフェクターから自分の好みのものを探し出していかなければなりません。

しかもエフェクター選びはサウンドに直接的に関係するものですので、もし間違った歪みエフェクターを買ってしまうと自分の思い描いた音と全然違うものになってしまうケースもあります。

エフェクター選びの際に「歪みの種類」を把握しておくと、自分の理想のサウンドを作っていくためのエフェクターを選びやすくなりますので覚えておきましょう。

オーバードライブ

3種類の中では一番歪み方が弱いタイプです。

非常に温かみのあるマイルドでナチュラルなサウンドのため、幅広いジャンルで使われています。

軽く歪ませた「クランチ」と呼ばれるサウンドでもこのオーバードライブが主に使われており、他にはアンプを軽く歪ませた上にこのエフェクターをかけることでより深みのあるサウンドに仕上げるという上級者的な使い方もできます。

(代表機種)

  • BOSS BD-2
  • BOSS SD-1
  • BOSS BLUES DRIVER
  • MAXON OD820

ディストーション

オーバードライブに比べるより深く歪むタイプです。

ハードロック・パンクなど激しいロックサウンドのジャンルでは最も多く使われています。

エフェクターの機能だけでかなり深く歪むため、まっすぐなクリーンと激しい歪みサウンドを両立させたい場合にはこのエフェクターがオススメです。

(代表機種)

  • Proco RAT
  • BOSS DS-1
  • MXR DISTORTION+
  • Suhr Riot

ファズ

3つの中で最も深く歪むタイプです。

エフェクターの中でも最も歴史の深いもので、細かく目の詰まった粒の歪みと腹に響くような重低音をしっかりと持ち合わせたサウンドです。

ヘビーメタルやオルタナ系の音楽によく使われます。

(代表機種)

  • Electro-Harmonix Big Muff
  • Jim Dunlop Fuzz Face
  • JMI Tone Bender
  • Z.VEX  FUZZ FACTORY

理想の音を明確にしよう!

音作りをしていく際に、ギターの特徴をしっかり理解することともう一つ重要なことがあります。

それは、「自分がどのようなギターサウンドを作りたいのかを明確にイメージできているか」です。

絵を描くときに、どんな絵を描くか想像しながらその絵に近づくように描いては修正してを繰り返していくのと同じように、音作りもどの音を作るかが明確になっていないとそもそも作り用がありません。

どのくらい歪んでいるとか、どの音域帯が強い音なのかとか、単音を引いた時の音、コードを引いた時の音、ブリッジミュートの時の音など様々な視点から明確なイメージが持てていればいるほど自ずとその音に近づいていくことができます。

しかし、最初のうちからそんなイメージを持ち合わせている人なんてどこにもいないのか本当のところです。

「イメージって言われたってそんなの聞いただけじゃよくわかんないし…」というのがほとんどではないでしょうか?

そもそも、それが明確にイメージできていて、音に期待や歪み量などが自分で分析できている人は、この記事を読んでいないはずですよね。

ではそんな人にどうすれば自分の音のイメージを明確にできるのかという一つの方法をお伝えします。

それは、「自分の好きなギタリストを一人決めること」です。

自分の好きなバンドやアーティストさんのギタリストでもいいですし、ギタリストとしてソロで活躍されている方でもいいです。

その音に近づけるようにしてみてください。

音というのはもともと目に見えないものですので、それを明確にイメージするというのは非常に難しいことです。

そこで、好きなギタリストさんを一人決めてしまえば、その音は今の時代いつでも聞けるわけですから、その音を参考に音域帯や歪みを調整して近づけていく努力をしてみてください。

おそらく初めからうまく近づきはしないと思いますが、色々といじっているうちに、それぞれのつまみを動かすことで音にどのような変化が出てくるかが感覚として分かってくると思います。

まずは自分の耳が、それぞれのつまみが音にどのような変化をもたらすのかということを感覚的に捉えられるようになることが大切です。

その感覚がわかれば目標となる音を聞いた時に「この音音域帯が足りないな」「この感じだともっとひずみは抑えたほうがいいな」と違いにだんだん気がつくことができるようになっていきます。

そこまでくれば音作りはどんなジャンルであれ音であれ基本的にはできると考えていいと思います。

音作りは自分づくり

ここまで音作りのコツや知っておくべき知識について書いてきました。

ここで根本の話に戻りますが、音作りは100人いれば100通りの正解があります。

つまり、100人いたら全員出す音は違う音のはずなのです。

そしてこれはギターの最も面白いところの一つなのですが、「同じセッティングだったとしても100人いれば100通りの音がある」ということでもあります。

同じギター、同じアンプ、同じピック、同じ設定で同じコードを弾いたとしても、AさんとBさんがひく音は厳密には違います。

ピックの当たる強さや角度、弦を捉える深さ、押弦の時の力加減などにそれぞれ他人と全く同じものなどなく、その微妙な違いが同じ音を生み出さないようにギターという楽器はできています。

あなたが目指している人の音というのは、実はどんなに頑張っても全く同じ音は出せないのです。

そして、あなたが理想とする音というのはあなた自身にしかイメージできない音で、あなた自身にしか出すことはできないのです。

音作りを追求するということは、もちろんエフェクターやイコライザーの設定などを勉強する必要もありますが、最も根本的で究極なことを言うのであれば、「あなた自身を作っていく」と言うことになるのです。

エフェクターやイコライザーの設定について勉強することはもちろん大切ですが、それ以上に「自分自身の腕を磨いていく」と言うことが最も音作りになるんだと言うことを覚えておきましょう。

まとめ

今回はギターの音作りについて様々な視点からまとめてみました。

音作りというものには正解がありません。

きっと誰かがいい音という音は誰かにとってはあまり好みの音ではないし、その誰かの音もまた他の誰かにとっては心地いい音ではないのです。

そんな正解のないものだからこそ奥深くいつまでたってもギタリストはそこを追求し続けています。

そして筆者の個人的な見解としては、「自分の好きな音を作るより、人が聞いて心地いい音を作れるかどうかが音作りのうまさだ」と考えています。

自分で家に引きこもってい弾いているだけならそれでもなんら問題ありませんが、ステージなどでお客様に聞いていただくときなどには、そのお客様が聞いて心地いい音を作るべきだと思います。

どんなに自分が納得する音が作れても、せっかく見に来てくださったお客様が耳を塞ぎたくなるような音だったら、純粋に失礼だなと感じてしまうからです。

初めの頃はステージのたびに見てくださった方に「僕の音うるさくなかったですか…?」と質問させてもらって、先輩などにも音作りに関してたくさんアドバイスをいただきました。

先ほど書いたように、音作りに関して正解はないのでこんな考え方もあるよというような感じで参考にしていただけたら嬉しいとおもます。

藤原 佑貴

藤原 佑貴YUKI FUJIWARA

5年間様々なライブ経験を経て、24歳で音楽講師としての会社に所属。3年間ワンマンライブやレッスンノウハウを勉強したのちMUZYXを設立し、当サイトを通じてバンドの練習に役立つ情報を発信しております。

 

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