ギターを買ったらまずはこれ!初心者ギタリストがやるべき基礎練習3選

新しく自分のギターを手に入れたらすぐにでも大好きな曲を弾いてみたいというのは誰しもが考えることですよね。

しかしいきなり曲やコードを練習するということは、サイトや教本を見ればできないことはないですが、その練習の仕方だとほとんどの方があまりの難しさに挫折してしまうかと思います。

それは例えば「野球を始めたばかりなのに変化球を練習する」「サッカーを始めたばかりなのに無回転シュートを練習する」「バスケットを始めたばかりなのに3ポイントシュートを練習する」というような感じで、できないというわけではないですが、いきなりやるには無理があるのです。

野球をやるなら素振りから、サッカーやバスケットをやるならドリブルから練習するのが基本ってものです。

初心者の方がギターを購入してまず始めにやるべきなのは曲の練習ではなくしっかりとした基礎練習によってギターを弾く指を育てるということが大切なのです。

そこで今回はギターを購入したばかりの方がまずやってほしい基礎練習を3つほど厳選して紹介してみたいと思います。

クロマチック練習

この練習はどの教本やサイトを見ても載っている世界一有名な練習といっても過言ではない基礎練習です。

世界3大ギタリストの「ジェフ・ベック」も未だにこの練習だけは続けていると言われるほどギターの全てが詰め込まれている練習です。

指板上のフレットを順番になぞっていくような動きをしていくことでローポジションからハイポジションまで満遍なく抑える練習をしていくことができます。

やり方

  • STEP.1
     

    6弦1F(フレット)を左手人差し指で抑えて、そこから2F→中指・3F→薬指・4F→小指というように順番に押さえながら弾いていきます
    ※左手→必要以上に指がバタバタならないよう弾いた指は指板につけたままにしておく(2Fを弾くときは1Fに人差し指がついたままの状態、3Fを弾くときは2Fの中指も指板についたままの状態)

    右手→ピックで弦を弾くことをピッキングと言い、上から下に弾く「ダウンピッキング」下から上に弾く「アップピッキング」があり、必ず交互になるように弦を弾いてください(オルタネイトピッキング)

     
  • STEP.2
     
    6弦でやった同じ動きを5~1弦まで繰り返していく
     
  • STEP.3
     

    1弦まで終わったら、左手の指の動きを逆にして、4(小指)→3(薬指)→2(中指)→1F(人差し指)の順番で弾いていく

    ※左手→先ほどとは違い、指は一本ずつ抑えていく(前に弾いた指をつけておかなくても良い)

    右手→動きは変わらず、必ずダウンピッキングとアップピッキングを交互に繰り返す(オルタネイトピッキング)

     
  • STEP.4
     
    1弦でやった同じ動きを2~6弦まで繰り返していく
     
  • STEP.5
     
    6弦まで戻ったらフレットを一つ上げ、6弦2Fから同じことを繰り返す
     
  • STEP.6
     
    行って戻ってきたらあがるの繰り返しを、人差し指が12Fに来るまでやる(1セット)
     

メジャースケール練習

メジャースケールと言われるとあまりピンとこない方も多いかと思いますが、要するに「ドレミ…」のことです。 ギターを弾いていく・勉強していく上ではこのメジャーシェールというものは非常に重要なものとなります。

指の動き方としてもクロマチックよりも実践的な動き方なので、たくさん弾いて手に馴染ませておくと良いでしょう。

※ここでは一番汎用性のある「Cメジャースケール」というものを取り上げます

やり方

  • STEP.1
     
    7F→人差し指・8F→中指・9F→薬指・10F→小指の担当でポジションを押さえていきます。
    ※指の担当は必ず守りましょう。担当の指で弾かなければ練習の効果は薄くなります
     
  • STEP.2
     
    6弦8F→10F→5弦7F→8F→10F→4弦7F→9F→10F→3弦7F→9F→10F→2弦8F→10F→1弦7F→8Fの順番で弾いていく(順番通りに弾けていれば2オクターブ分のドレミ…の音階になるはずです)
    ※右手はダウンピッキングとアップピッキングを交互に弾いていく(オルタネイトピッキング)
     
  • STEP.3
     
    辿ってきた道を反対に戻っていく(順番通りに弾けていれば2オクターブ分のドシラソ…の音階になるはず)

    ※右手はダウンピッキングとアップピッキングを交互に弾いていく(オルタネイトピッキング)

     

まずはこの動き方を覚えましょう。 何も見ないでも勝手に指がこの動きをするくらいまでに弾きこみましょう。

ストローク練習

これからギターを練習していくと、コード弾きという弾き方を練習する時がきます。 このコード弾きをする際に必要になるのが「ストローク」という弾き方です。 右手のピックでジャカジャカ弦を弾いていく弾き方ですので今までの一本一本引くやり方とは異なり、1~6限までの複数の弦を弾いていくこととなります。 なので最初のうちに右手の動きを少し鳴らしておきましょう。

やり方

  • STEP.1
     
    左手で全ての弦を触れるようにして音が出ない状態にする。
    ※ぎゅっと押さえてしまうと音がなってしまいます。
    コードはまだ押さえられないと思いますので、あくまで押さえるのではなく触るだけにして音が鳴らないようにしておきましょう。
    ただし、何かしら一つでも押さえられるコードがある方はそのコードで練習しましょう。
     
  • STEP.2
     
    右手を6弦→1弦に向かって振り下ろしていきます(ダウンストローク)
     
  • STEP.3
     
    右手を1弦→6弦に向かって振り上げていきます(アップストローク)
     
  • STEP.4
     
    ダウンストロークとアップストロークを交互に8回弾きます
     
  • STEP.5
     
    8回弾くうち2回目のアップストロークを弦に当てないように空振りしてください(1②345678 ○は空振り)
     
  • STEP.6
     
    8回弾くうちの2回目のアップストロークと5回目のダウンストロークを空振りしてください(1②34⑤678 ○は空振り)
     
  • STEP.7
     
    STEP.6のストロークが基本的なパターンになりますので、永遠に弾いていられるように練習
     

どのくらい練習すればいいの?

上記に挙げた3種類の練習がオススメの練習ですが、ではこれらの練習をどのくらい練習すればいいのでしょうか?

これは練習する方々で上達には個人差がありますので一概には言えませんし、練習環境も各自違うと思います。

たくさん練習ができる環境の方もいれば、一日10分をひねり出すのがやっとという方もいらっしゃいますので、その方のできる分だけやっていただければいいと思います。

なのでここでは練習する上で「こうすると上達が早くなるよ」というポイントをいくつか挙げておきたいと思います。

毎日触る

とにかく毎日触ることが重要です。

寝る前に少しだけ、朝起きたら少しだけでも構いませんのでどうにかしてギターを触る時間を捻出していけるといいです。

まとまった時間を練習する

上記の通り毎日練習するということはとっても大切のことですが、筆者がそれ以上に大切だと思う練習方法が「まとまった時間練習する」ということです。

確かに毎日少しずつでも触れれば最高ですが、それはどちらかというと「鈍らない」ということに対しては非常に有効だと思います。

しかし、鈍らないというというのはある程度弾けるようになった人が気にすることで、まだ始めたばかりの人はとにかく”短い時間で”たくさんの量を練習するのが大切です。

クロマチックを10セット・メジャースケールを30分~1時間・ストローク練習を30分~1時間程度の練習を最初の一ヶ月だけ頑張ってみてください。

始めの頃は2・3時間かかってしまうかもしれませんが、一ヶ月後には半分くらいの時間でそれらの練習を網羅できるようになっているはずです。 最初の一ヶ月をそのようにまとまった練習をすることで、そのあとの練習がとっても楽になります。

ギターが嫌いになるまで練習しない

これは精神論になってしまいますが、そもそもあまり練習練習という風にならないほうがいいと思います。

ギターはあくまで趣味になる方がほとんどだと思います。 練習しなければいけないという心構えではギターのことをどんどん嫌いになってしまいますし、練習するのも億劫になっていってしまします。

あくまで「ギターは遊び道具」くらいに思っていたほうが、気持ち的にも楽ですし、ギター自体にも手が伸びやすくなると思います。

挫折ないためにも「今日もギター練習するかー」ではなく、「今日もギターですこそ遊んでから寝よう!」というような心も¥地にしておくと長続きするかと思います。

まとめ

今回はギターを始めたばかりの人がするべき基礎練習とそれに対する練習の心構えを紹介してみました。

たくさん弾くことも大事ですし、長い時間弾くということも大切です。

しかし、何よりも続けるということが上達には一番大切なことだと思います。

そのためにあまり練習練習とならず、自分が楽しくできる範囲内で上記に挙げたポイントを押さえて練習をしてみてください。

藤原 佑貴

藤原 佑貴YUKI FUJIWARA

5年間様々なライブ経験を経て、24歳で音楽講師としての会社に所属。3年間ワンマンライブやレッスンノウハウを勉強したのちMUZYXを設立し、当サイトを通じてバンドの練習に役立つ情報を発信しております。

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