こちらではギターを弾くためのピックに関して解説していきます。
ピックの種類
ピックの種類は大きく2種類あります。
おにぎり型
・持ちやすい
・全ての角が使えるので長持ちする
ティアドロップ型
・細かい奏法に向いている
・使える角は1つ
出来ることは同じなので好きな方を選びましょう。
初心者の方で選べない場合は、大きくて持ちやすく長持ちするおにぎり型を選びましょう。
購入は楽器屋さんやインターネットで購入することができます。1枚100円程度で、色んなデザインのものがあるので気に入ったものを選んでみてください。
持ち方
- 親指と人差し指の先がピックの中に収まるイメージ
- 指が動かないように固定する
- 短く持つ(あまり出しすぎない)
ダメな例
ピックが出過ぎ
指がはみ出ている
画像左側のように、指からピックが出過ぎている状態だと上手くひけません。短く持った方がもっと細かく正確に弦にあてることができるようになります。
また親指が上に行き過ぎてしまったり、人差し指が下に飛び出してしまっている状態では、しっかりとピックを固定できません。親指の先と人差し指の先がピックに収まるようなイメージでしっかりと持ちましょう。
また始めはちょっとずつズレてきてしまったりするので、時々ズレていないかをチェックするようにしましょう。
ピックはズレるもの
よくある質問の一つとして、「引いている途中にピックがずれてきちゃうんですけどどうすればいいですか?」と言うのをよく聞かれます。
しかし、そもそもピックをずらさないということの方が難しく、ずれないようにと思ってピックを持っていた結果、必要以上に力が入ってしまいピッキングやストロークが強くなってしまったりする方もいます。
確かにずれないように保つのが一番いいのですが、それは実は結構難しいことなのです。
それよりも、そもそもピックは弾いているうちにずれるものだと思って、ズレるたびに正しい持ち方に素早く直すようにしていれば、そこまで神経質になる必要はなくなります。
さらにそのような心構えでピックを持てば、ピックをずらさないために強く握ってしまうと言う意識ではなくなるので、必要以上に強い力で握らなくなり自然なピックの引っ掛かりで弾くことができるようになっていきます。
もちろんあまりにもピックのズレが激しいようならどこか改善するべき場所があるのかもしれませんが、多少のズレが生じるくらいは誰にでもあるものというくらいに思っておきましょう。
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